フォーマットはモダンで、参加人数は17名、予選は5回戦になりました。
使ったデッキは以下のとおり。

『カルドーサZOO』
<メインボード>
4《山/Mountain》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(KTK)》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》
4《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》
3《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》
1《激戦の戦域/Contested War Zone(MBS)》

3《羽ばたき飛行機械/Ornithopter(MRD)》
4《メムナイト/Memnite(SOM)》
4《信号の邪魔者/Signal Pest(MBS)》
4《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》
4《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》
4《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》
3《無謀な奇襲隊/Reckless Bushwhacker(OGW)》

4《オパールのモックス/Mox Opal(SOM)》
4《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》
4《アタルカの命令/Atarka’s Command(DTK)》
2《農民の結集/Rally the Peasants(ISD)》

<サイドボード>
3《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》
2《ボロスの魔除け/Boros Charm(GTC)》
2《流刑への道/Path to Exile(CON)》
1《跳ね返す掌/Deflecting Palm(KTK)》
3《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》
4《破壊的な享楽/Destructive Revelry(THS)》

前回のモダンの大会で使って気に入ってしまったこのデッキ。今日も目指せ3キルである。序盤から攻めまくるこのデッキでは《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》は遅かったので、新しく《無謀な奇襲隊/Reckless Bushwhacker(OGW)》と《農民の結集/Rally the Peasants(ISD)》を入れてみたが、使い心地はいかに?
以下レポート。

1回戦 VS マーフォーク【青単】
1戦目、ナカティルを出すも《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》×2でギルドランドが島になってしまう。殴り合いは相手の島渡りで結構ヤバかったが、《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》+《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》で8点奇襲攻撃で押し切って勝利。
2戦目、序盤は押していくのだが《潮流の先駆け/Harbinger of the Tides(ORI)》で生物をバウンスされつつ相手の場に王が並び、4/4のマーフォク軍団に押し潰されて負け。
3戦目、ナカティル、メムナイト×2からモックス置いての《無謀な奇襲隊/Reckless Bushwhacker(OGW)》怒涛で10点攻撃。ブロッカーと相撃ちつつひたすら殴って相手のライフは残1でこちらは17。正直勝った気でいたのだが、ここから土地とモックスだけを引き続けるお寒い引き。場には《信号の邪魔者/Signal Pest(MBS)》がいたのでパワーを上げるカードか火力(命令or電弧)を引けば勝てるのに何も引けず。ジワジワ増えるマーフォーク軍団に殴られて負け。
アカン、引き弱い。

2回戦 VS 上陸ビートダウン【赤白】
1戦目、ダイスロールに負けたのが全てだった気がする。《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》と《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》にゴリ押されてこちらのナカティルは焼かれてしまう。そのまま挽回できずに殴り負ける。
2戦目、《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》から《アタルカの命令/Atarka’s Command(DTK)》で燃やしつつ殴り、次のターンも《アタルカの命令/Atarka’s Command(DTK)》でドコドンと相手のライフは3まで減少。生物は除去されるも相手のライフはフェッチ起動で1まで落ちる。一方こちらのライフは18であったのだが……。ここから火力(命令or電弧)どころかブロッカーも引けずに《刃砦の英雄/Hero of Bladehold(MBS)》×2に殴られて負け。
アカン、まじ引き弱い。

3回戦 VS ボードコントロール【青白】
1戦目、先攻《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》から2ターン目に《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》で8点アタック。3ターン目も《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》で10点アタックで相手が投了。
2戦目、ナカティル、猿×2と展開するが、猿は《拘留の宝球/Detention Sphere(RTR)》で除去され、サイドインしていた《破壊的な享楽/Destructive Revelry(THS)》×2を撃つも、2枚ともカウンターされて猿の開放ならず。ナカティルは《流刑への道/Path to Exile(CON)》されて後が続かない。その内に《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》と《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》に殴られて負け。
3戦目、《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》から《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》キッカーで8点。3ターン目も《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》キッカーであっさり勝利。

4回戦 VS 呪禁エンチャント【白緑】
1戦目、《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》から《信号の邪魔者/Signal Pest(MBS)》を展開して《アタルカの命令/Atarka’s Command(DTK)》で突っ込む。相手は《ぬめるボーグル/Slippery Bogle(EVE)》に《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》×2をつけて5/5先制攻撃となっているが、ライフ10になっていたので2枚目の《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》から横に広げて総攻撃し、《農民の結集/Rally the Peasants(ISD)》で勝利。
2戦目、またも《ぬめるボーグル/Slippery Bogle(EVE)》に《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》がつくのだが気にせず殴っていく。ところが返しで《夜明けの宝冠/Daybreak Coronet(FUT)》がエンチャントされて6/6呪禁、先制攻撃、警戒、絆魂という生物が3ターン目に誕生。サイズはともかく絆魂は駄目ですわ。負け。
3戦目、《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》から《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》で8点という立ち上がりからブロッカー出てきても気にせず《アタルカの命令/Atarka’s Command(DTK)》で本体を焼きつつ2/2生物4体が突っ込んで勝利。

5回戦 VS 小悪疫【黒赤白】
1戦目、猿×2から展開するも《終止/Terminate(ARB)》と《小悪疫/Smallpox(TSP)》で除去されて土地も詰まってしまう。相手は《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair(TSP)》でマナを伸ばして《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)》が登場。いかんともし難くそのまま負け。
2戦目、ナカティルから展開し、2ターン目に《メムナイト/Memnite(SOM)》×2から《無謀な奇襲隊/Reckless Bushwhacker(OGW)》を怒涛で出して10点アタック。3ターン目に《農民の結集/Rally the Peasants(ISD)》で勝利。
3戦目、猿とナカティルを《稲妻/Lightning Bolt(M10)》などで焼かれつつ序盤をしのがれて《小悪疫/Smallpox(TSP)》×2。相手の土地はやはり《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair(TSP)》で問題なく、《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)》が場を支配して負け。

結果、2勝3敗でした。勝ち越せばTOP8の可能性が高かっただけに残念。
ちなみに《無謀な奇襲隊/Reckless Bushwhacker(OGW)》は怒涛で使いたくても使えない場面があったので、解雇か枚数減らす方向で。一方の《農民の結集/Rally the Peasants(ISD)》は引きたい場面が多数あった。2回使えるのは偉いし、リリアナで捨てさせられた時も安心だったのだが、このデッキでは3マナは重いから3枚にするか悩むなあ。要調整だな。

なお、17名中2名のエルドラージ(黒、青白)がいましたが、予選は1位、2位抜けをされていました。両者とも準決勝でマーフォークとアブザンに負けていたようですが、エルドラージは安定して早くて強いですな。
これは今のモダンはエルドラージ一強で間違いなしでしょうし、4月の禁止カード改定で引っかかるのは確定っぽい。もし4月での禁止カード改定がなかったら、モダンでは月デッキでも使いますわ。

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