フォーマットはモダン。
いつものヴァラクートとかZOOとかカルドーサレッドでも良いが、モダンでも月で特殊地形を締め上げたいという電波を受信したため、以下のデッキで出ました。

『ムーンステロイド』
<メインボード>
10《森/Forest》
1《山/Mountain》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(KTK)》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GTC)》
2《火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket(SHM)》

4《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》
4《極楽鳥/Birds of Paradise(M12)》
4《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》
4《月の大魔術師/Magus of the Moon(FUT)》
4《燃えさし呑み/Ember Swallower(THS)》
4《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater(THS)》
4《復讐蔦/Vengevine(ROE)》

4《血染めの月/Blood Moon(9ED)》
3《ドムリ・ラーデ/Domri Rade(GTC)》
1《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》
2《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace(NPH)》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》

<サイドボード>
4《強情なベイロス/Obstinate Baloth(M11)》
1《古えの遺恨/Ancient Grudge(ISD)》
3《破壊的な享楽/Destructive Revelry(THS)》
2《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》
3《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》
2《漁る軟泥/Scavenging Ooze(M14)》

コンセプトは速攻で月を出してハーフロックに持ち込み、4マナのデカ生物で殴り抜ける。生物の多さとマナ生物を活かすためドムリとガラクを採用し、剣で補助する。
と、いう感じでまあ脳内では上手くいってたのだが。
以下、レポート。

1回戦 VS エルフ(緑タッチ白)
1戦目、相手《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M11)》、こちら《極楽鳥/Birds of Paradise(M12)》スタート。2ターン目に《月の大魔術師/Magus of the Moon(FUT)》出して特殊地形だけの相手を縛るのだが生き残ったマナエルフで《集合した中隊/Collected Company(DTK)》撃たれて、《鏡の精体/Mirror Entity(LRW)》と《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid(M13)》出てきて精体の能力で5/5エルフ軍団に殴られて負け。
2戦目、またも鳥→月魔術師と動くが、1ターン目に出されていた《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M11)》1枚で相手が止まらない。こちらは赤青剣で押しに行くが、チャンプブロックされつつドルイド×2、チャンピオン、エズーリと出てきてジリ貧。デカ生物引けずに殴り負ける。

2回戦 VS 双子コンボ(青赤タッチ黒)
1戦目、2ターン目の月魔術師を《差し戻し/Remand(RAV)》される。で、土地が止まっている間に《やっかい児/Pestermite(LRW)》+《欠片の双子/Splinter Twin(ROE)》で負け。
2戦目、先攻1ターン目に土地+指導霊×2で月魔術師出す。そのままペシペシ殴っていって勝利。
3戦目、2ターン目に月出すも、相手の島が邪魔である。《燃えさし呑み/Ember Swallower(THS)》出すのだが《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》を焼かれて7マナ出せず怪物化できない。で、相手のコンボが間に合って負け。

3回戦 VS トークン(白緑黒)
1戦目、2ターン目に月魔術師出すも《流刑への道/Path to Exile(CON)》で除去られて《苦花/Bitterblossom(MOR)》、《幽体の行列/Spectral Procession(SHM)》、《無形の美徳/Intangible Virtue(ISD)》と動かれて2/2飛行軍団に殴られて負け。
2戦目、鳥→指導霊経由で2ターン目に《燃えさし呑み/Ember Swallower(THS)》。一気に押し込みに行けるかと思いきや《流刑への道/Path to Exile(CON)》で除去られる。相手の飛行トークン軍を《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》で除去するも、《刃砦の英雄/Hero of Bladehold(MBS)》が場に残って殴られて負け。

4回戦 VS ライブラリー破壊(5色)
1戦目、《月の大魔術師/Magus of the Moon(FUT)》出して相手の有色スペルを封じるも、《罠の橋/Ensnaring Bridge(8ED)》置かれて生物の足が止まる。以下、《洞察のランタン/Lantern of Insight(5DN)》でリブトップを確認されつつ《写本裁断機/Codex Shredder(RTR)》、《グール呼びの鈴/Ghoulcaller’s Bell(ISD)》でライブラリーを削られて負け。
2戦目、相手の《罠の橋/Ensnaring Bridge(8ED)》を《破壊的な享楽/Destructive Revelry(THS)》、《古えの遺恨/Ancient Grudge(ISD)》で割って殴って勝ち。
3戦目、《月の大魔術師/Magus of the Moon(FUT)》で相手が有色スペルを使えなくなって《漁る軟泥/Scavenging Ooze(M14)》で殴っていく。《ドムリ・ラーデ/Domri Rade(GTC)》の奥義で二段攻撃を得たおかげでゴリゴリと殴って勝利。

5回戦 VS ボロスビートダウン(赤白)
1戦目、月魔術師出すも関係なく《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》に殴られて火力で焼かれて負け。
2戦目、流石に月の枚数を減らしてベイロスを積んで勝負。が、教主を稲妻で焼かれた後に土地が止まって、ベイロス2枚手札に抱えたまま悶絶死。

結果、1勝4敗という体たらく。とはいえ正直デッキの感じとしては悪くない感じがした。2ターン目に《血染めの月/Blood Moon(9ED)》や《月の大魔術師/Magus of the Moon(FUT)》出すのは中々いい感じだ。問題はその後のアドバンテージの取り方が悪かった気がする。
単体の生物で押すよりも、プレインズウォーカーをもっと積み込んでおくべきだったか。このデッキはもうチョット煮詰めてまた使いたい。

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その後、GPT香港(モダン)が8名シングルエリミネーションで開催されたので参加。
使ったデッキは持ってきてた『カルドーサレッド』。まあレシピはそこらによくある内容と大差ないので割愛。

準々決勝 VS 《精力の護符/Amulet of Vigor(WWK)》コンボ
1戦目、《精力の護符/Amulet of Vigor(WWK)》×2を置かれる間に、ゴリゴリ殴って相手のライフ3。が、ここで《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》から+2/0×2で速攻10/6が殴ってきてからの《軍の要塞、サンホーム(RAV)》で二段攻撃つけられて20点一発死。
2戦目、《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》×2から《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》で14点ぶん殴って勝利。
3戦目、2ターン目に置いたサイドカード《トンネルのイグナス/Tunnel Ignus(SOM)》が効いてゴリゴリ殴って勝利。

準決勝 VS 白緑呪禁
1戦目、こちらは《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》で横に広げ、相手は1体を強化していく。で最終的に《感電破/Galvanic Blast(SOM)》を本体に撃ち込んで勝利。
2戦目、相手が開始時に《神聖の力線/Leyline of Sanctity(M11)》置くが、関係なく《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》から《信号の邪魔者/Signal Pest(MBS)》×2を出してぶん殴って勝利。

決勝 VS アブザンカンパニー
1戦目、序盤からゴリゴリ殴り、相手のライフ6まで押し込んだところで《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》、《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》、《永遠の証人/Eternal Witness(5DN)》がグルングルン回り、16点回復されて負け。流石にこれはキツイ。
2戦目、今回は回復される前にゴリゴリ殴って火力も撃って無傷の勝利。
3戦目、相手のライフを20→11→2まで無傷で押し込んだ。これは勝つる!と思いきや、ここから《オルゾフの司教/Orzhov Pontiff(GPT)》で生物を捌かれて、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》が回って8点回復されて逆転負け。これは悔しいッ。

残念ながら2位でした。でもまあ香港行ける訳じゃないから妥当だったと言えるか。
でも決勝3戦目の負けは悔しかった。こういうところで《感電破/Galvanic Blast(SOM)》とか《馬力充電/Dynacharge(RTR)》とかを引けないのが悲しいのよね。
まあ今日は久々のマジックで楽しい日であった。やっぱMTGは面白いわ。

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