2012年度 四国最強位戦に参加した
やってきました最強位戦。今年の参加人数は37名。スタンダード3回戦で5名が足切り、続くM13のドラフト3回戦で17位以下が足切り、最後のスタンダード1回戦でTOP8が決まります。
せめてドラフトには参加したいところです。
使ったデッキはいつものとおり。

『緑白黒 出産の殻』
<メインボード>
8《森/Forest》
3《平地/Plains》
3《沼/Swamp》
2《剃刀境の茂み/Razorverge Thicket(SOM)》
2《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(M12)》
2《森林の墓地/Woodland Cemetery(ISD)》
2《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel(ISD)》
2《大天使の霊堂/Vault of the Archangel(DKA)》

4《極楽鳥/Birds of Paradise(M12)》
2《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim(ISD)》
1《ヴィリジアンの密使/Viridian Emissary(MBS)》
2《絡み根の霊/Strangleroot Geist(DKA)》
4《刃の接合者/Blade Splicer(NPH)》
1《裏切り者グリッサ/Glissa, the Traitor(MBS)》
1《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》
1《悪鬼の狩人/Fiend Hunter(ISD)》
1《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》
1《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum(M12)》
1《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph(NPH)》
1《納墓の総督/Entomber Exarch(NPH)》
1《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》
2《皮裂き/Skinrender(SOM)》
1《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》
1《正義の執政官/Archon of Justice(M12)》
1《酸のスライム/Acidic Slime(M12)》
1《食百足/Vorapede(DKA)》
1《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》
1《虐殺のワーム/Massacre Wurm(MBS)》
1《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite(NPH)》
4《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》
1《忘却の輪/Oblivion Ring(M13)》
1《堀葬の儀式/Unburial Rites(ISD)》

<サイドボード>
2《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》
2《酸のスライム/Acidic Slime(M12)》
2《外科的摘出/Surgical Extraction(NPH)》
2《機を見た援軍/Timely Reinforcements(M12)》
2《忘却の輪/Oblivion Ring(M12)》
2《銀筋毛の狐/Silverchase Fox(ISD)》
2《強迫/Duress(M13)》
1《モークラットのバンシー/Morkrut Banshee(ISD)》

大好きです殻デッキ。これで使い納めかなあ。
以下レポート。

1回戦 VS 青白デルバー
1戦目、土地を引き過ぎる間に殴られて負け。
2戦目、鳥→接合者と綺麗にスタート。テンポで殴りまくって押し切り勝利。
3戦目、1マリガンで土地2枚あったのでスタートしたら、土地が3枚で止まり、もたつく間に殴られて負け。引けない時はこんなものかなあ。

2回戦 VS 黒青白緑グッドスタッフ
1戦目、巡礼者→殻スタートから順当に生物をステップアップし、虐殺ワームで相手の場を一掃して殴り勝ち。
2戦目、ダブルマリガンスタートも土地と生物を順調にドローして展開。《石のような静寂/Stony Silence(ISD)》置かれて殻は動かないものの霊堂が働きまくりで最終ライフ34と安泰の殴り勝ち。この土地、戦闘だとマジ強い。

3回戦 VS 青白デルバー
1戦目、殻は出ないが生物を連打して場に並べ、霊堂置いて起動しつつフルアタック。ライフ差で勝利。
2戦目、序盤から激しく殴り合い。霊堂起動でライフ得ようとしたら、《雲隠れ/Cloudshift(AVR)》でブリンクされてライフ得られずライフ差で負け。
3戦目、ここ一番でプレイミス!聖トラフト相手に悪鬼の狩人出すとか、ボーンヘッドもいいところである。そのまま聖トラフトにビートされて負け。カッコワルイ。

スタンダードは1勝2敗でした。いただけないが29位でドラフトには参加できた。


ドラフトは初手《忘却の輪/Oblivion Ring(M13)》から白方向へ。《極北のエイヴン/Arctic Aven(M13)》とか《フェアリーの侵略者/Faerie Invaders(M13)》が流れてきたので青がいけると青白飛行ビートへ一直線。写真のような感じで結構会心のできかと思ったのだが・・・。

4回戦 VS 赤緑
1戦目、《反逆の印/Mark of Mutiny(M13)》で《空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner(M13)》を取られインスタント×2で相手にドレイクトークン出てきたりして速攻で殴り倒される。
2戦目、相手の速攻生物に押されまくり平地1枚で手札の《セラの天使/Serra Angel(M13)》出せずに悶絶死。

5回戦 VS 白緑
1戦目、相手のライフを1点も削ることなくサイズで殴り倒される。
2戦目、こちら空から、相手地上で殴り合い。でも相手の巨大化インスタントが唸ってダメージ差で負け。

6回戦 VS 青黒
1戦目、やっと場に出た《セラの天使/Serra Angel(M13)》+《テューンの指輪/Ring of Thune(M13)》で押して勝利。
2戦目、《空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner(M13)》置いてからトークン出しインスタントとソーサリーを連打して圧勝。やっと回ってくれたか。

ドラフトも1勝2敗で、トータル2勝4敗で6回戦終了時点で26位。
私の今年の最強位戦はここで終了です。
プレイミスとかして凹んだりしたが、やっぱり今年も楽しかったな。

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さて、7回戦も終えて勝ち残ったTOP8は以下の面々。(敬称略)

1位 ヤマグチ(愛媛)赤緑白ビート
2位 フジタ (香川)赤緑ビート
3位 ヒグチ (愛媛)青黒テゼレット
4位 タナベ (高知)黒青白緑グッドスタッフ
5位 コウ  (徳島)青白デルバー
6位 シブヤ (徳島)緑黒青出産の殻
7位 カツ  (高知)青白デルバー
8位 ナカジマ(高知)赤緑白ビート

1位-8位、2位-7位、3位-6位、4位-5位で準々決勝です。
なお、決勝は予選で上位の方が、先攻後攻の選択権を得るルールです。
結果は以下のとおり。

1位 ヤマグチ(愛媛)2-0 8位 ナカジマ(高知)
2位 フジタ (香川)2-0 7位 カツ  (高知)
3位 ヒグチ (愛媛)0-2 6位 シブヤ (徳島)
4位 タナベ (高知)2-1 5位 コウ  (徳島)

TOP4が四国各県から1名ずつ出るという中々熱い展開。
1位-4位、2位-6位で準決勝です。
結果は以下のとおり。

1位 ヤマグチ(愛媛)0-2 4位 タナベ (高知)
2位 フジタ (香川)2-1 6位 シブヤ (徳島)

赤緑ビートのフジタ(香川)と、脅威の4色デッキを操るタナベ(高知)が勝ち上がりました。
フジタの攻勢が香川勢初の最強位を得るか?はたまた過去5回と最多の優勝を誇る高知勢が6度目の栄冠を勝ち取るか?
以下、決勝のレポートです。

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決勝戦
1戦目、先行は予選2位だったフジタ。《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M12)》を出す立ち上がり。返すタナベは《思案/Ponder(M12)》をキャスト。ところがここで4枚見てしまうというミスをしてしまい「警告」をもらってしまう。決勝で緊張したか?2度めはゲームロスなので要注意だ。
フジタは2T目に《絡み根の霊/Strangleroot Geist(DKA)》出してエルフと殴って早速攻勢。返すタナベは《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》で絡み根をコピーして防御を固める。しかし、フジタは《地獄乗り/Hellrider(DKA)》を追加して押していく。タナベは絡み根同士の相打ちから帰ってきた像で地獄乗りをコピーして4/4とし、フジタの地獄乗りを《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》で除去してしのぐ。
だがフジタは4ライフ支払って《攻撃的な行動/Act of Aggression(NPH)》で像を墓地送りにし、総攻撃でタナベのライフは8まで減少。返すターンでタナベは絡み根を《忘却の輪/Oblivion Ring(M13)》で除去するも、帰ってきたターンでフジタは《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll(MBS)》を場に出す。
これをタナベは《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》でしのごうとするのだが、フジタが置いた《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run(ISD)》がスラーンにトランプルを付与し、再生マナを残しつつのスラーン攻勢を耐え切れず、タナベのライフは0になったのであった。
フジタ(香川)が先勝です。

2戦目、タップイン土地を置くタナベに対し、フジタはまたエルフスタート。このエルフは除去されるのだが3T目、4T目と土地を置くだけのタナベに対し、フジタは《絡み根の霊/Strangleroot Geist(DKA)》《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells(DKA)》と並べて攻勢に出る。
受けるタナベは、達人を《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》で除去し《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》を出して防御を固める。
これに対してスラーグ牙を《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph(NPH)》でコピーして押しに行こうとするフジタ。だが《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》でスラーグ牙をコピーし、しっかり防御を固めるタナベを攻めあぐねる。ここからトークンを巡る攻防でフジタが《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run(ISD)》を置いて優勢になったかと思いきや、タナベが2体目、3体目の《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》を出して悠々の状態に復帰してしまう。
更にタナベは《太陽のタイタン/Sun Titan(M12)》で戻ってきた《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》で、5体目となるスラーグ牙をコピーとして場に出し、計25点ライフゲイン。白タイタンは《赤の太陽の頂点/Red Sun’s Zenith(MBS)》で焼かれるが、タナベの最終兵器《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite(NPH)》が降臨してフジタの場が崩壊。そのままタナベがスラーグ牙の5/5トークン攻勢で押し切って勝利。
決勝戦は運命の3本目に突入です。

3戦目、フジタは初手キープ。タナベは1マリガン後悩んでキープ。フジタはタップ土地置いてエンド。返すタナベは《進化する未開地/Evolving Wilds(M13)》置いてエンドと静かな立ち上がり。
だが2T目からフジタは《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith(MBS)》で《極楽鳥/Birds of Paradise(M12)》、3T目に《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells(DKA)》と攻勢。だがタナベは2T、3T目も土地を置くだけでエンドする厳しい動き。変身した達人&トークンに殴られてタナベのライフは12まで減少してしまう。
だが4T目に《審判の日/Day of Judgment(M12)》で場を流すタナベ。これで耐えたかと思いきや、フジタは5T目に《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run(ISD)》を置いてから《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite(M13)》を召喚し、これが速攻で場を駆け抜けてタナベのライフは7まで減少。
運命のタナベのターン。ドロー後、対応策のない手札を晒してタナベは投了を宣言したのであった。

フジタさんが香川勢初の四国最強位を獲得しました!
おめでとうございます。

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