赤茶単速攻は実に楽しいデッキだった。ビートダウン好きの自分にも合ってる。
手札を1~2ターンでほぼ使い切るのが、感覚的には昔の親和でビートダウンをやってる感じ。単発の手札破壊や単発の除去ではまず止まらない。ただ、ナヤに《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》を使われた時はちょっと厳しかった。《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》は見なくて《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》をよく見かけたので、ダメージと速度的にまだありがたい。

だが、土地の置き順とアーティファクトの置き順にミスが何度かあった。赤マナ出るのが山12枚とモックス4枚の16枚なので、モックスの金属術を邪魔されるのがボディーブロー的に効く。あるならモックスと骨の鋸を先に置いて、生物は最後に出さないとインスタントで生物除去されるとモックスからマナが出ないのである。
また、先に《変わり谷/Mutavault(MOR)》を置いておけば、2~3点多く相手に入ったことが何度かあった。あと敢えて《激戦の戦域/Contested War Zone(MBS)》を先に置いて、ブロッカーになるべき相手の攻撃を誘って返しで奇襲隊キッカーとかもできたなー。まだまだ精進が足りないな、反省。

そういえば会場では《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader(MBS)》が思ったよりも使われていた感じだったが、包囲戦の発売直後だからか?それとも今後もこのままなのか?足元弱い奴らが全力で殴るデッキなので先制持ってる奴らは非常に困るのだ。

結論として2~3枚の除去火力を積まざるを得ない。候補は《稲妻/Lightning Bolt(M11)》《二股の稲妻/Forked Bolt(ROE)》《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》あたりだが、このデッキは軽さ優先なので1マナのどっちかかな。
だが汎用性を考えると《猛火の松明/Blazing Torch(ZEN)》という選択肢もある。モックスの金属術の助けになり、再誕のエサにもなる1マナアーティファクトは意外と重宝なのだ。地味にプロテクション対策にもなる。検討事項だ。

解雇するのは《ドラゴンの餌/Dragon Fodder(ALA)》かなあ。決して悪いスペルではないのだが、2マナで速攻でもなく他に影響を及ぼさないのは少しもどかしく感じた。まあ他の2マナが《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental(CON)》と実質2マナの《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》なので比較するとアレなのだが。でも欲しい時もあるので何枚かは残したい。

あーデッキは考えている時が楽しいな。もっとエクステンデッドの大会が増えますように。

コメント