’08四国最強位戦 決勝レポート
2008年12月8日 大会参加記録(昨日の続きの四国最強位戦レポートです)
さて、既に日もどっぷりと暮れて、今更慌てて帰ることもないので準決勝と決勝を観戦。
TOP4に残ったのは末澤さん(香川)、渋谷さん(徳島)、玉井さん(徳島)、大野さん(高知)の4名。
末澤 VS 渋谷、玉井 VS 大野(以下敬称略させていただきます)で準決勝です。
準決勝1 玉井 VS 大野
予選からギャラリーの注目を浴びていたのが玉井のデッキ。その構成は土地41枚(本人談)という耳を疑う枚数。その正体は究極にカードを搾り切ったスワンアサルトである。本当に回るのか?という疑問を他所に、対戦相手を焼きまくっていました。「使い込んでるからねー」とはこれまた本人談。
対する大野は青主体の5色コン。今のスタンダード環境を象徴する多色の極みですね。序盤をしのげばカードパワーが物を言いいます。
1本目、序盤ゆっくり「台所の嫌がらせ屋」×2の大野に対し、玉井はきっちり「突撃の地鳴り」「ブリン・アーゴルの白鳥」を揃えてコンボ開始。土地41枚ということはスワンに土地撃って2ドローして土地を引かない確率はわずかに10%である。そして土地を2枚引く確率は約46.7%とくれば引けない訳もなく、ライブラリーのほとんどを引き切ってライフ24の大野を土地12枚で焼き切って玉井が先勝。
2本目、玉井が3Tの「突撃の地鳴り」置くもこれを大野は「エスパーの魔除け」で破壊するという立ち上がり。この返しで2枚目の「突撃の地鳴り」を置くが青命令でバウンス&1ドロー。続く玉井の「思考囲い」を大野はカウンター。置かれたアサルトは返しTで「薄れ馬」想起で破壊して場に「台所の嫌がらせ屋」を出す。玉井は手札を増やすべく「むかつき」でライフ6になるまで大量ドロー。しかし大野の「霊魂放逐」でブロッカーを出せずにそのまま「台所の嫌がらせ屋」が殴り切って大野が1本取り返した。
3本目、玉井は1マリガンから「背骨岩の小山」でカードを秘匿してスタート。しかし互いに土地を置くだけで淡々と進行。土地41枚の玉井に負けず、大野も順調に土地を置いて手札を貯めていく展開。
先に仕掛けたのは意外にも大野。1マリガンで6枚手札の玉井に対し「思考の粉砕」X=5をフルタップでぶちかます。これが功を奏したか返しで玉井からは何もなし。大野は「エレンドラ谷の大魔導師」を出して場を固める。以下、玉井のスワンを「霊魂放逐」して「台所の嫌がらせ屋」を出し、ウーナを青命令でカウンター&ドロー、「思考囲い」をエレンドラでカウンターと玉井を完封しつつ、玉井のエンドにマネキンで「熟考漂い」を釣って手札も充実。大野はそのまま玉井を殴り切って決勝へ進出を決めた。
準決勝2 末澤 VS 渋谷
末澤は赤黒トークン、渋谷は「静月の騎兵」入りのマーフォークと、共にアドバンテージを得るタイプのビートダウン。一進一退の好勝負で互いに1本ずつ取り合い、こちらも3本目にもつれ込みました。
3本目、末澤は「モグの狂信者」スタートから「ゴブリンの突撃」を置き、渋谷の「ブレンタンの炉の世話人」×2を「蔓延」で除去。返しで渋谷は「薄れ馬」で「ゴブリンの突撃」を破壊。負けじと末澤は「湿地の飛び回り」×2をプレイするも、渋谷は「静月の騎兵」×2でこれを牽制。更に「エレンドラ谷の大魔導師」で場を優位に固める。「静月の騎兵」1体をブロッカーに残し、もう1体で末澤のライフを削る渋谷。これを打破すべく末澤は「風切るイグアナール」をプレイするも→青命令→「耳障りな反応」→エレンドラ起動と囲みが破れない。渋谷は更に「目覚ましヒバリ」を場に追加。末澤も「憤怒焚きの巨人」を通してエレンドラを除去するが、渋谷は返しで「メロウの騎兵」のタップ能力を使って末澤のブロッカーをすべてタップして総攻撃し、勝利をもぎ取った。
決勝 大野 VS 渋谷
さあいよいよ大詰め、優勝するのはどちらか?
1本目、先行を取ったのは渋谷。大野は後攻1マリガンスタートである。渋谷は2T「銀エラの達人」からスタート。対する大野は3Tに「熟考漂い」想起プレイを「賢人の消火」でカウンター&1ドローされて苦しい立ち上がり。渋谷は「銀エラの達人」と「変わり谷」で2度殴り、大野のライフ10まで押し込む。ここで大野は「炎渦竜巻」で「銀エラの達人」を除去するも、渋谷は返しで「メロウの騎兵」で3/3にした谷で殴って大野のライフは7へ。大野は2枚目の「炎渦竜巻」を撃つが「変わり谷」は殺せない。渋谷は更なる「メロウの騎兵」を出してそのままビートダウン、大野のライフを削り切った。渋谷が先勝。
2本目、互いに7枚キープ。渋谷が2T「石ころ川の旗騎士」、大野は3T「台所の嫌がらせ屋」でスタート。渋谷は3T「静月の騎兵」、4T「エレンドラ谷の大魔導師」と動くがエレンドラは青命令でカウンター&騎兵バウンスされる。フィンクスに殴られた渋谷は騎兵を再プレイしてターンを返す。大野は「エスパーの魔除け」で渋谷のエンドに2ドロー、更に「熟考漂い」想起プレイで手札充実。この後フィンクス攻撃で騎兵に一方的に殺されるミスをするが「炎渦竜巻」で場を掃除。ここから互いに動きが活発化。
渋谷「静月の騎兵」2枚目、「変わり谷」と攻勢へ。大野は「台所の嫌がらせ屋」×2で耐えるが、渋谷の「誘惑蒔き」でフィンクスを1体奪われる。取り返すべく大野は「叫び大口」→渋谷「賢人の消火」→大野「バントの魔除け」カウンターでフィンクスを取り戻すが、フルタップになった隙に渋谷「目覚ましヒバリ」想起プレイで「エレンドラ谷の大魔導師」「静月の騎兵」を場に戻す。更に渋谷は大野を殴りつつ「静月の騎兵」3枚目→大野「謎めいた命令」→渋谷、エレンドラ起動でカウンター。場は渋谷の優位へ傾きつつあった。
しかし、ここで大野は「エレンドラ谷の大魔導師」へ「バントの魔除け」、渋谷は考えた末2度目のカウンター起動で墓地へ置く。渋谷の土地が寝たのを見て、大野の「残酷な根本原理」が炸裂!渋谷の手札を0にし、ライフも危険域を脱出。更に「熟考漂い」で手札を充実させ「炎渦竜巻」で場を一掃、大野の「台所の嫌がらせ屋」2/1が2体場に残るのみに。渋谷は「妖精の女王、ウーナ」を引いてプレイして場に出すが、大野は慌てず「ナックラヴィー」で「残酷な根本原理」「エスパーの魔除け」を回収。渋谷はここで投了し、決勝は1-1で最終戦へ突入。
3本目、互いに1マリガンスタート。先行の渋谷は3T「航跡の打破者」スタート。次ターンに4/4になった打破者で攻撃→大野「糾弾」→渋谷「賢人の消火」で カウンターして大野のライフを16へ。(12/11記述ミス修正)更に次ターン5/5になった打破者で攻撃大野のライフは11へ。続く「川の案内者、シグ」は大野の青命令でカウンター&打破者バウンスでしのがれる。大野は「ジェイス・ベレレン」で1ドローしてターンを返す。渋谷は「メロウの騎兵」プレイ。大野「ジェイス・ベレレン」で互いにドローして「エレンドラ谷の大魔導師」。渋谷「メロウの騎兵」2枚目→大野「霊魂放逐」、渋谷「メロウの騎兵」で殴って大野のライフは9へ。返すターンで大野は「炎渦竜巻」で場を掃除。渋谷はここで4マナ止まりなのが非常に厳しい状況へ。苦慮の後フルタップで「エレンドラ谷の大魔導師」を出すが「バントの魔除け」で除去されてエレンドラに殴られて渋谷のライフは14まで減少。渋谷の「航跡の打破者」はまたも「バントの魔除け」で除去され、大野は「熟考漂い」想起プレイで手札充実させて渋谷にターンを返す。
だがしかし、状況が大野の優位に傾きつつあった時点でそれは来た。
ジャッジ「時間です。現在進行中のターンの後、追加の5ターンを行ってマッチを終了して下さい。なお、決着がつかない場合はライフ差で勝敗が決まります。 」
そう、決勝も時間無制限ではなかったのである!
この時点で大野のライフは9、渋谷は14。削れるか大野!?しのげるか渋谷!?
決勝戦は想定外のライフチキンレースへと突入である。
0T目、渋谷は熟慮の後ダメランで1点くらいつつも「静月の騎兵」を場に出し、「変わり谷」で「ジェイス・ベレレン」に対して攻撃をしてこれを墓地に送ってエンド。
<ライフ 大野 9:渋谷 13>
1T目、大野「ナックラヴィー」をプレイ、「謎めいた命令」「炎渦竜巻」を回収してエンド。
2T目、渋谷「鏡の精体」をプレイしてエンド。エンドに大野はマネキンを撃つも、渋谷はフルタップながら「賢人の消火」でカウンター&1ドロー。しかし渋谷はダメランで1点くらう。
<ライフ 大野 9:渋谷 12>
3T目、大野「炎渦竜巻」で地上を掃除し、「エレンドラ谷の大魔導師」「ナックラヴィー」で6点攻撃してエンド。
<ライフ 大野 9:渋谷 6>
4T目、渋谷はドロー後、天を仰いでエンド。
5T目、大野の「エレンドラ谷の大魔導師」「ナックラヴィー」の攻撃を渋谷は「変わり谷」でブロックすることなく潔く受け、延長最終ターンで決着!
大野(高知)が優勝! ’08四国の頂点に立ちました!
優勝賞品として、アラーラブロック各1ボックスが後に送られます。また、5周年記念として前年度最強位の柳迫さんよりスペシャルプレゼント。オリジナルデザインの銀製の指輪(四国オールスターの刻印あり)が大野さんの指にはめられ、会場に残っていた方々から盛大な拍手が送られました。
改めて、大野さん、おめでとうございます。
さて、既に日もどっぷりと暮れて、今更慌てて帰ることもないので準決勝と決勝を観戦。
TOP4に残ったのは末澤さん(香川)、渋谷さん(徳島)、玉井さん(徳島)、大野さん(高知)の4名。
末澤 VS 渋谷、玉井 VS 大野(以下敬称略させていただきます)で準決勝です。
準決勝1 玉井 VS 大野
予選からギャラリーの注目を浴びていたのが玉井のデッキ。その構成は土地41枚(本人談)という耳を疑う枚数。その正体は究極にカードを搾り切ったスワンアサルトである。本当に回るのか?という疑問を他所に、対戦相手を焼きまくっていました。「使い込んでるからねー」とはこれまた本人談。
対する大野は青主体の5色コン。今のスタンダード環境を象徴する多色の極みですね。序盤をしのげばカードパワーが物を言いいます。
1本目、序盤ゆっくり「台所の嫌がらせ屋」×2の大野に対し、玉井はきっちり「突撃の地鳴り」「ブリン・アーゴルの白鳥」を揃えてコンボ開始。土地41枚ということはスワンに土地撃って2ドローして土地を引かない確率はわずかに10%である。そして土地を2枚引く確率は約46.7%とくれば引けない訳もなく、ライブラリーのほとんどを引き切ってライフ24の大野を土地12枚で焼き切って玉井が先勝。
2本目、玉井が3Tの「突撃の地鳴り」置くもこれを大野は「エスパーの魔除け」で破壊するという立ち上がり。この返しで2枚目の「突撃の地鳴り」を置くが青命令でバウンス&1ドロー。続く玉井の「思考囲い」を大野はカウンター。置かれたアサルトは返しTで「薄れ馬」想起で破壊して場に「台所の嫌がらせ屋」を出す。玉井は手札を増やすべく「むかつき」でライフ6になるまで大量ドロー。しかし大野の「霊魂放逐」でブロッカーを出せずにそのまま「台所の嫌がらせ屋」が殴り切って大野が1本取り返した。
3本目、玉井は1マリガンから「背骨岩の小山」でカードを秘匿してスタート。しかし互いに土地を置くだけで淡々と進行。土地41枚の玉井に負けず、大野も順調に土地を置いて手札を貯めていく展開。
先に仕掛けたのは意外にも大野。1マリガンで6枚手札の玉井に対し「思考の粉砕」X=5をフルタップでぶちかます。これが功を奏したか返しで玉井からは何もなし。大野は「エレンドラ谷の大魔導師」を出して場を固める。以下、玉井のスワンを「霊魂放逐」して「台所の嫌がらせ屋」を出し、ウーナを青命令でカウンター&ドロー、「思考囲い」をエレンドラでカウンターと玉井を完封しつつ、玉井のエンドにマネキンで「熟考漂い」を釣って手札も充実。大野はそのまま玉井を殴り切って決勝へ進出を決めた。
準決勝2 末澤 VS 渋谷
末澤は赤黒トークン、渋谷は「静月の騎兵」入りのマーフォークと、共にアドバンテージを得るタイプのビートダウン。一進一退の好勝負で互いに1本ずつ取り合い、こちらも3本目にもつれ込みました。
3本目、末澤は「モグの狂信者」スタートから「ゴブリンの突撃」を置き、渋谷の「ブレンタンの炉の世話人」×2を「蔓延」で除去。返しで渋谷は「薄れ馬」で「ゴブリンの突撃」を破壊。負けじと末澤は「湿地の飛び回り」×2をプレイするも、渋谷は「静月の騎兵」×2でこれを牽制。更に「エレンドラ谷の大魔導師」で場を優位に固める。「静月の騎兵」1体をブロッカーに残し、もう1体で末澤のライフを削る渋谷。これを打破すべく末澤は「風切るイグアナール」をプレイするも→青命令→「耳障りな反応」→エレンドラ起動と囲みが破れない。渋谷は更に「目覚ましヒバリ」を場に追加。末澤も「憤怒焚きの巨人」を通してエレンドラを除去するが、渋谷は返しで「メロウの騎兵」のタップ能力を使って末澤のブロッカーをすべてタップして総攻撃し、勝利をもぎ取った。
決勝 大野 VS 渋谷
さあいよいよ大詰め、優勝するのはどちらか?
1本目、先行を取ったのは渋谷。大野は後攻1マリガンスタートである。渋谷は2T「銀エラの達人」からスタート。対する大野は3Tに「熟考漂い」想起プレイを「賢人の消火」でカウンター&1ドローされて苦しい立ち上がり。渋谷は「銀エラの達人」と「変わり谷」で2度殴り、大野のライフ10まで押し込む。ここで大野は「炎渦竜巻」で「銀エラの達人」を除去するも、渋谷は返しで「メロウの騎兵」で3/3にした谷で殴って大野のライフは7へ。大野は2枚目の「炎渦竜巻」を撃つが「変わり谷」は殺せない。渋谷は更なる「メロウの騎兵」を出してそのままビートダウン、大野のライフを削り切った。渋谷が先勝。
2本目、互いに7枚キープ。渋谷が2T「石ころ川の旗騎士」、大野は3T「台所の嫌がらせ屋」でスタート。渋谷は3T「静月の騎兵」、4T「エレンドラ谷の大魔導師」と動くがエレンドラは青命令でカウンター&騎兵バウンスされる。フィンクスに殴られた渋谷は騎兵を再プレイしてターンを返す。大野は「エスパーの魔除け」で渋谷のエンドに2ドロー、更に「熟考漂い」想起プレイで手札充実。この後フィンクス攻撃で騎兵に一方的に殺されるミスをするが「炎渦竜巻」で場を掃除。ここから互いに動きが活発化。
渋谷「静月の騎兵」2枚目、「変わり谷」と攻勢へ。大野は「台所の嫌がらせ屋」×2で耐えるが、渋谷の「誘惑蒔き」でフィンクスを1体奪われる。取り返すべく大野は「叫び大口」→渋谷「賢人の消火」→大野「バントの魔除け」カウンターでフィンクスを取り戻すが、フルタップになった隙に渋谷「目覚ましヒバリ」想起プレイで「エレンドラ谷の大魔導師」「静月の騎兵」を場に戻す。更に渋谷は大野を殴りつつ「静月の騎兵」3枚目→大野「謎めいた命令」→渋谷、エレンドラ起動でカウンター。場は渋谷の優位へ傾きつつあった。
しかし、ここで大野は「エレンドラ谷の大魔導師」へ「バントの魔除け」、渋谷は考えた末2度目のカウンター起動で墓地へ置く。渋谷の土地が寝たのを見て、大野の「残酷な根本原理」が炸裂!渋谷の手札を0にし、ライフも危険域を脱出。更に「熟考漂い」で手札を充実させ「炎渦竜巻」で場を一掃、大野の「台所の嫌がらせ屋」2/1が2体場に残るのみに。渋谷は「妖精の女王、ウーナ」を引いてプレイして場に出すが、大野は慌てず「ナックラヴィー」で「残酷な根本原理」「エスパーの魔除け」を回収。渋谷はここで投了し、決勝は1-1で最終戦へ突入。
3本目、互いに1マリガンスタート。先行の渋谷は3T「航跡の打破者」スタート。次ターンに4/4になった打破者で攻撃→大野「糾弾」→渋谷「賢人の消火」で カウンターして大野のライフを16へ。(12/11記述ミス修正)更に次ターン5/5になった打破者で攻撃大野のライフは11へ。続く「川の案内者、シグ」は大野の青命令でカウンター&打破者バウンスでしのがれる。大野は「ジェイス・ベレレン」で1ドローしてターンを返す。渋谷は「メロウの騎兵」プレイ。大野「ジェイス・ベレレン」で互いにドローして「エレンドラ谷の大魔導師」。渋谷「メロウの騎兵」2枚目→大野「霊魂放逐」、渋谷「メロウの騎兵」で殴って大野のライフは9へ。返すターンで大野は「炎渦竜巻」で場を掃除。渋谷はここで4マナ止まりなのが非常に厳しい状況へ。苦慮の後フルタップで「エレンドラ谷の大魔導師」を出すが「バントの魔除け」で除去されてエレンドラに殴られて渋谷のライフは14まで減少。渋谷の「航跡の打破者」はまたも「バントの魔除け」で除去され、大野は「熟考漂い」想起プレイで手札充実させて渋谷にターンを返す。
だがしかし、状況が大野の優位に傾きつつあった時点でそれは来た。
ジャッジ「時間です。現在進行中のターンの後、追加の5ターンを行ってマッチを終了して下さい。なお、決着がつかない場合はライフ差で勝敗が決まります。 」
そう、決勝も時間無制限ではなかったのである!
この時点で大野のライフは9、渋谷は14。削れるか大野!?しのげるか渋谷!?
決勝戦は想定外のライフチキンレースへと突入である。
0T目、渋谷は熟慮の後ダメランで1点くらいつつも「静月の騎兵」を場に出し、「変わり谷」で「ジェイス・ベレレン」に対して攻撃をしてこれを墓地に送ってエンド。
<ライフ 大野 9:渋谷 13>
1T目、大野「ナックラヴィー」をプレイ、「謎めいた命令」「炎渦竜巻」を回収してエンド。
2T目、渋谷「鏡の精体」をプレイしてエンド。エンドに大野はマネキンを撃つも、渋谷はフルタップながら「賢人の消火」でカウンター&1ドロー。しかし渋谷はダメランで1点くらう。
<ライフ 大野 9:渋谷 12>
3T目、大野「炎渦竜巻」で地上を掃除し、「エレンドラ谷の大魔導師」「ナックラヴィー」で6点攻撃してエンド。
<ライフ 大野 9:渋谷 6>
4T目、渋谷はドロー後、天を仰いでエンド。
5T目、大野の「エレンドラ谷の大魔導師」「ナックラヴィー」の攻撃を渋谷は「変わり谷」でブロックすることなく潔く受け、延長最終ターンで決着!
大野(高知)が優勝! ’08四国の頂点に立ちました!
優勝賞品として、アラーラブロック各1ボックスが後に送られます。また、5周年記念として前年度最強位の柳迫さんよりスペシャルプレゼント。オリジナルデザインの銀製の指輪(四国オールスターの刻印あり)が大野さんの指にはめられ、会場に残っていた方々から盛大な拍手が送られました。
改めて、大野さん、おめでとうございます。
コメント