ペルシャの興亡

東西に長い大陸の西端に興った我がペルシャ帝国は周辺の蛮族を平らげ、後背の心配をすることなく東へと発展していった。やがて隣接するビスマルクのドイツを併呑し、大陸の半ばを我が物とすべく徳川の日本を攻めているところでそれは起こった。
海の向こうのモンテスマのアステカに、突然の宣戦布告をされたのだ！

輸送艦から上陸してくる敵兵は騎兵隊とカタパルト。機関銃兵とカノン砲を有する我がペルシャに問題はない……かと思われたが、次から次へと30を超える敵兵の上陸に流石に慌てる。即座に徳川と和平を結んだペルシャはアステカ撃退に全力を挙げる。
間もなく「エジプトがアステカに滅ぼされた」との情報がもたらされ、状況は刻一刻と悪化していく。周辺国に助けを求めようとしても、隣国は先ほどまで戦争をしていた日本と国教が異なるため仲が悪いサラディンのアラブのみ。独力での防衛戦は海上戦力の輸送阻止にかかっている！

駆逐艦でアステカのフリゲート艦を撃沈しまくるも、間もなく敵にも駆逐艦が登場。その物量の前にあえなく制海権を失い、次々と上陸する敵の騎兵隊。
その物量攻撃の前に次々と防衛線を突破され、最終防衛線である軍事生産都市を落とされた時、スコアは逆転していた。荒らされた国土と首都に迫る騎兵隊。

ペルシャはアステカに滅ぼされるのを待つばかりとなった時、私はそっとCiv4を終了した。
畜生！モンテスマめ〜。こんなことならエジプトの援助要請を断るんじゃなかった……。ビスマルク残してサラディンを潰しておけば共同戦線もできたのに……。
奥が深すぎるぜCiv4。