(昨日の日記の続きです)

さて、四国地区予選でTOP8に残ったのは以下の方々。

1位 加地氏(香川:白緑ウルザトロン)15P
2位 井上氏(愛媛:黒緑「死の雲」) 14P
3位 本田氏(愛媛:白ウィニー)    14P
4位 鎌倉氏(愛媛:電結親和)    14P
5位 杉本氏(愛媛:赤緑)        13P
6位 津野氏(高知:電結親和)    13P
7位 綾氏 (香川:サイクリング)    13P
8位 山中氏(高知:ゴブリン召集)  13P

10位までが13Pで、4−1−1がボーダーのオポ勝負でした。親和が2名いる他はデッキタイプはばらばらで非常にバラエティーに富んだ感じです。去年活躍した徳島勢がゼロで逆に去年ダメだった愛媛勢が4名入っています。
1位の白緑ウルザトロンはなんと私が1回戦で倒した方で、「抹消」を踏んで厄落としが済んだのかサブマリンモードで5連勝しての決勝進出です。お見事!
2位の黒緑は親和を強烈にメタっており、「ヴィリジアンのシャーマン」「ヴィリジアンの盲信者」はともかく、メインで「絶望の使者」が4枚入っているという凄まじさ。親和を空から2点殴ったあげくに8ライフルーズさせていた姿は正に絶望。南無〜。
3位の白ウィニーは「急報」が特徴的。インスタントで出てくる2体の兵士トークンが相手の計算を狂わせることしきりで「栄光の頌歌」影響下ではかなりのやり手。もちろん「減衰のマトリックス」も標準装備しており、ひたすら殴り合う状況に持ち込めばクリーチャーの質で押せます。「栄光の頌歌」を1枚置ければ「賛美されし天使」が5/6になるので「爆片破」も目じゃありません。
5位の赤緑は「貪欲なるベイロス」等のビーストもいますが「包囲攻撃の司令官」等も採用しており、ビーストというよりはステロイド的な構成。「ヴィリジアンのシャーマン」や「静電気の稲妻」を標準装備しているのは現在のアーティファクトメタでは当然の帰結。動きがかなり安定している印象を受けました。
4、6位の電結親和、7位のサイクリング、8位のゴブリン召集は特にデッキ解説の必要はないでしょう。ちなみに8位の方は私が5回戦で負けた方です。

さて、代表の座を賭けて1位VS8位、2位VS7位、3位VS6位、4位VS5位という組み合わせで2本先取の一発勝負。デッキの種類がばらけているので非常に見応えがありました。

最初に決着したのは4位(電結親和)VS5位(赤緑)の卓。
1、2戦目とも序盤の親和の猛攻を赤緑が凌ぎつつ押し戻すと言う展開に。「ヴィリジアンのシャーマン」等で耐えつつ「貪欲なるベイロス」「包囲攻撃の司令官」まで辿り着けば赤緑が有利に。「星の嵐」でのリセットや「弧炎撒き」の起動能力が決まれば天秤は一気に赤緑に傾き、2タテで赤緑が勝利。

続いて決着したのは1位(白緑ウルザトロン)VS8位(ゴブリン召集)の卓。
1戦目はウルザ3地形を揃えた後の「正義の命令」で、天使トークンを4体出したトロンが召集を引けなかったゴブリンを押し切って勝利。2戦目は序盤のゴブリンの攻勢を耐え切ったトロンがウルザ3地形を揃え、マナに余裕ができたところで「赤の防御円」を貼って防御は万全。更に「刈り取りと種まき」で「沼」を破壊し、ゴブリンの「総帥の召集」を封じる。ゴブリンはいかんともし難く投了し、白緑ウルザトロンが2タテで勝利。

残る2卓は接戦。いずれも1−1で最終戦に突入です。

そしてまずは3位(白ウィニー)VS6位(電結親和)卓が決着。
1戦目は「賛美されし天使」を「爆片破」で撃墜した親和が押し切る。2戦目は序盤の親和の攻勢を白ウィニーが「神の怒り」で凌いだ後に「栄光の頌歌」×2の状況下での「正義の命令」サイクリングで出てきた3/3トークン4体で反撃して勝利。
そして3戦目、「金属ガエル」×2等の速攻を「急報」で凌いで「神の怒り」に続けた白ウィニーだったが、「栄光の頌歌」の後に続くのが「レオニンの空狩人」だけではパワー不足は否めない。親和にクリーチャーが並び始めると攻撃にも行けず土地だけが並んでいく。やがて親和が「爆片破」を引き当てて本体を焼き切って勝利。白ウィニーのネクストドローが「正義の命令」だったので愛媛県勢のギャラリーからため息が。

最後に残ったのは2位(黒緑「死の雲」)VS7位(サイクリング)の卓。
実はこの2人は1回戦で既に1度対戦しており、その時は黒緑が勝利しています。黒緑が再度これを退けるか、それともサイクリングの雪辱が成るか注目です。
1戦目は序盤に赤マナがなくて苦しんだサイクリングだったがなんとか「アクローマの復讐」まで辿り着き、更に「山」を引き当てて「稲妻の裂け目」×2を貼って黒緑を焼き切って勝利。2戦目は序盤から黒緑が「萎縮した卑劣漢」「ヴィリジアンの盲信者」で場と墓地を牽制しつつビートダウン。これをサイクリングは「神の怒り」等のリセットで迎え撃つが「腐れ肺の再生術師」等を駆使して地道にビートダウンする黒緑の攻勢を支え切れず、「貪欲なるベイロス」が遂にサイクリングのライフを削り切って黒緑が勝利。
そして3戦目、サイクリングの2ターン目の「稲妻の裂け目」を黒緑が4ターン目の「ヴィリジアンの盲信者」で破壊するという立ち上がり。続く黒緑の「貪欲なるベイロス」と「腐れ肺の再生術師」をサイクリングは「アクローマの復讐」で流し、ゾンビトークンを尻目に「賛美されし天使」で決めにかかる。黒緑はそれに対して「死の雲」X=5で場をリセットして引き勝負に。運命のドロー合戦はサイクリング側に傾いた。土地、土地と引いてきたサイクリング側に比べ、黒緑はいずれもマナが足りずに使えないスペルを引いてきて出遅れる。その間に5マナ揃えて「永遠のドラゴン」を回収し始めたサイクリングが7マナに達して「永遠のドラゴン」を召還。黒緑は「ネクラタル」で除去して耐えるも時間稼ぎが精一杯。最後は「賛美されし天使」が降臨して勝負を決めた。代表最後の席はサイクリングがゲット!

結果、四国地区代表4名は以下の方々。

加地氏(香川:白緑ウルザトロン)
杉本氏(愛媛:赤緑)
津野氏(高知:電結親和)
綾氏 (香川:サイクリング)

代表の方々おめでとうございます。本選でも頑張って下さい。

(余談:決勝4卓で私が個人的に応援していた方がことごとく敗れるという結果になり、今日の自分は疫病神だったのではと非常に凹み節であります。_| ̄|○ )

以上、四国地区予選レポートでした。来年も参加出ると良いなあ。
なお、来年は香川での開催になる予定とのことです。丸亀かな?
参加したプレイヤー及びスタッフの方々、お疲れです。(*^ー゜)b

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