四国地区予選近し
2003年4月20日日本選手権の四国地区予選まで後2週間を切った。
「祭り」が今年もやって来たという感じだ。
「祭り」という言葉を使うと不快に思う人もいるかも知れない。真剣勝負で勝つ気がないのか?と思う人もいるだろう。もちろんそんな訳はなく、やるからには勝ちたいに決まっている。が、私程度の実力では勝ち難いのもまた事実だ。
それは例えて言えば「甲子園」。
高校球児なら誰もが憧れる地。そこに立つのを夢想しない者はいないだろう。しかし、現実は厳しい。実際に可能性のあるのは実力高と呼ばれる小数だけであるのは皆知っている。でも、もしかしたら!と思うのは当然だ。実際に負けるまでの昂揚感は淡い期待とあいまって心に押し寄せる。
それを表現する言葉が「祭り」である。
「マジックは確率と連携のゲーム」だと私は思っている。
カード選択、枚数、各カードのシナジー、敵のカードとの相性、その全てが確率と連携に収束する。全く面白いゲームだ。(それ故に業が深いとも言える)
だからこんな私にもチャンスはある!人と同じデッキでは勝ち目は薄いが、相手の思考の死角を突ければ……。
そして尖ったチューンのデッキができあがるのであった。人はそれを『地雷』と呼ぶ。
ちなみに去年はこんなので出た。
<メインボード>
11 沼
6 平地
4 コイロスの洞窟
4 汚れた原野
4 ジェラードの評決
4 名誉回復
4 神の怒り
1 死のわしづかみ
4 無垢の血
4 チェイナーの布告
4 強迫
2 迫害
2 魔性の教示者
4 消えないこだま………………キモ!
1 荒廃の天使……………………勝ち手段1
1 石臼……………………………勝ち手段2
<サイドボード>
2 迫害
3 仕組まれた疫病
1 死のわしづかみ
4 オアリムの詠唱
2 オーラの旋風
1 赤の防御円
1 黒の防御円
1 緑の防御円
当時はサイカトグ全盛時代。対抗するのは生まれたばかりのマッドネス、黒コン、そしてインベイションの申し子たる青白赤コントロールというメタ状況。
コントロールを殺すためのこのデッキ。戦績はサイカトグ2人に2連勝し、3人目のサイカトグに競り負け、4人目は1-1で迎えた3戦目、青白赤コントロールの手札とライブラリを完璧に破壊しながらも場にあった「ゴブリンの塹壕」1枚を破壊できず、2勝2敗ドロップという結果でした。
でも楽しかったよ。ああ、手札のないサイカトグに「消えないこだま」を叩き込むあの快感!「オアリムの詠唱」×2と「強迫」からの「荒廃の天使」はもう忘れられない思い出だ。
これだから『地雷』デッキは止められないのさ。
<今日の標語>
「兵は詭道なり」(孫子)
「祭り」が今年もやって来たという感じだ。
「祭り」という言葉を使うと不快に思う人もいるかも知れない。真剣勝負で勝つ気がないのか?と思う人もいるだろう。もちろんそんな訳はなく、やるからには勝ちたいに決まっている。が、私程度の実力では勝ち難いのもまた事実だ。
それは例えて言えば「甲子園」。
高校球児なら誰もが憧れる地。そこに立つのを夢想しない者はいないだろう。しかし、現実は厳しい。実際に可能性のあるのは実力高と呼ばれる小数だけであるのは皆知っている。でも、もしかしたら!と思うのは当然だ。実際に負けるまでの昂揚感は淡い期待とあいまって心に押し寄せる。
それを表現する言葉が「祭り」である。
「マジックは確率と連携のゲーム」だと私は思っている。
カード選択、枚数、各カードのシナジー、敵のカードとの相性、その全てが確率と連携に収束する。全く面白いゲームだ。(それ故に業が深いとも言える)
だからこんな私にもチャンスはある!人と同じデッキでは勝ち目は薄いが、相手の思考の死角を突ければ……。
そして尖ったチューンのデッキができあがるのであった。人はそれを『地雷』と呼ぶ。
ちなみに去年はこんなので出た。
<メインボード>
11 沼
6 平地
4 コイロスの洞窟
4 汚れた原野
4 ジェラードの評決
4 名誉回復
4 神の怒り
1 死のわしづかみ
4 無垢の血
4 チェイナーの布告
4 強迫
2 迫害
2 魔性の教示者
4 消えないこだま………………キモ!
1 荒廃の天使……………………勝ち手段1
1 石臼……………………………勝ち手段2
<サイドボード>
2 迫害
3 仕組まれた疫病
1 死のわしづかみ
4 オアリムの詠唱
2 オーラの旋風
1 赤の防御円
1 黒の防御円
1 緑の防御円
当時はサイカトグ全盛時代。対抗するのは生まれたばかりのマッドネス、黒コン、そしてインベイションの申し子たる青白赤コントロールというメタ状況。
コントロールを殺すためのこのデッキ。戦績はサイカトグ2人に2連勝し、3人目のサイカトグに競り負け、4人目は1-1で迎えた3戦目、青白赤コントロールの手札とライブラリを完璧に破壊しながらも場にあった「ゴブリンの塹壕」1枚を破壊できず、2勝2敗ドロップという結果でした。
でも楽しかったよ。ああ、手札のないサイカトグに「消えないこだま」を叩き込むあの快感!「オアリムの詠唱」×2と「強迫」からの「荒廃の天使」はもう忘れられない思い出だ。
これだから『地雷』デッキは止められないのさ。
<今日の標語>
「兵は詭道なり」(孫子)
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