シャッフルの方法論
2003年3月6日某日記でイカサマの手口と、それに対処する方法を紹介していた。
特に積み込みはイカサマと理解していない初心者もいるので、シャッフルが重要になる。ここでいい加減なシャッフルをすることは自分の首を絞めることにもなりかねない。
相手がシャッフルした自分のデッキは1カットが許されているが、これは意外と知られていない。また、相手がライブラリを操作したと思った時は、ジャッジに確認とシャッフルを要求できることも覚えておいて損はない。
私は東京在住時に、実際に「リバースシャッフル」と呼ばれるシャッフルを相手にやられたことがある。
これは山が10できるように並べるシャッフルを相手が行った場合、60/10=6つの山で並べ返すというシャッフルで、これにより『デッキの並びがシャッフル前に戻ってしまう』のである。
これは山が7や9でも関係がなく、60/7=8…4でも60/9=6…6でも余りを無視して7の時は8、9の時は6で山を作って切り返すことで、多少のずれは出てもほぼ前の状態に戻せてしまう。
つまり1戦終わった後等にリバースをやられると、土地やスペルが異常に偏ってしまうのだ。
しかも相手は「キチンと」シャッフルをしたため、こちらにはカットしか許されない。当然事故の確率は高くなる。毎回うまく操作されてしまうわけではないにしろ、数回に1回勝てるはずだったデュエルに負けてしまうことを考えるといただけない。
私はこの相手に当たって以後、リバースできないシャッフルを行っている。
方法は簡単。まず4枚のカードを並べ、次は4つの山の上にカードを並べつつ5つ目の山を作る、次は同じように6つ目の山を作るという風に山が毎回増えていくというシャッフルだ。
最終的に、4+5+6+7+8+9+10+11=60と11の山ができ、各山の枚数がそれぞれ違う上に適当な順序で集めるのでリバースするのは不可能だ。
ついでに1回横から押し込むと完璧だ。
最初から押し込めよ!という声が聞こえてきそうですが、私は押し込むシャッフルだけを使うのはお勧めできません。何故かを答える前にちょっと考えて下さい。
質問「手札にある時間が一番短いカードは何でしょう?」
分かりましたか?1マナスペルと考えた人は惜しい。
答えはこれがないと始まらない「土地」ですね。
それが何の関係があるのかと思っている方が多いでしょうが、これはスリーブの汚れに関係しているのです。
スリーブのすべりが悪くなるのは、人間の手の油が主な原因ですが、これがカットを繰り返す時や押し込みのシャッフルをする時に影響するのです。
古いスリーブを使っている場合や、一つのデッキをずっと使っている場合、押し込みのシャッフルを繰り返せば繰り返すほど「スリーブの汚れが少ない土地が偏ってしまう」のです!
自分では念入りに行ったシャッフルのはずが、事故確率を上げているだけなんてことにもなりかねません。
古いスリーブを使っている皆さんはご注意。何十回かに1回、勝てるはずだったデュエルが事故になっているかも知れません。
結局、結論としては2種類以上のシャッフルを組み合わせるのがベストでしょう。
最後に、ニヤリとするシャッフル法を一つ。
試合の開始時、おもむろに相手のデッキから7枚のカードを1枚ずつ抜き出して伏せたまま場に並べます。
残りのライブラリを入念にシャッフルした後、この7枚を上に積んで相手に返します。
相手がカットしてもカットをしなくても、なんとな〜く精神的優位に立てたりします。(・∀・)ニヤソ
相手が知り合いだった場合は口三味線全開で、カットしなかった場合「小次郎(仮名)敗れたり!」とほざき、カットした場合「軟弱者め!」とかほざきます。
カットされずに負けた場合、「負けてやった」ことにできたりしますが、さすがにカコワルイので黙っておきましょう。
<今日の標語>
『人は信ぜよ。ただしカードはカットせよ』
P.S. 明日は仕事で出張なので日記は休みます。
特に積み込みはイカサマと理解していない初心者もいるので、シャッフルが重要になる。ここでいい加減なシャッフルをすることは自分の首を絞めることにもなりかねない。
相手がシャッフルした自分のデッキは1カットが許されているが、これは意外と知られていない。また、相手がライブラリを操作したと思った時は、ジャッジに確認とシャッフルを要求できることも覚えておいて損はない。
私は東京在住時に、実際に「リバースシャッフル」と呼ばれるシャッフルを相手にやられたことがある。
これは山が10できるように並べるシャッフルを相手が行った場合、60/10=6つの山で並べ返すというシャッフルで、これにより『デッキの並びがシャッフル前に戻ってしまう』のである。
これは山が7や9でも関係がなく、60/7=8…4でも60/9=6…6でも余りを無視して7の時は8、9の時は6で山を作って切り返すことで、多少のずれは出てもほぼ前の状態に戻せてしまう。
つまり1戦終わった後等にリバースをやられると、土地やスペルが異常に偏ってしまうのだ。
しかも相手は「キチンと」シャッフルをしたため、こちらにはカットしか許されない。当然事故の確率は高くなる。毎回うまく操作されてしまうわけではないにしろ、数回に1回勝てるはずだったデュエルに負けてしまうことを考えるといただけない。
私はこの相手に当たって以後、リバースできないシャッフルを行っている。
方法は簡単。まず4枚のカードを並べ、次は4つの山の上にカードを並べつつ5つ目の山を作る、次は同じように6つ目の山を作るという風に山が毎回増えていくというシャッフルだ。
最終的に、4+5+6+7+8+9+10+11=60と11の山ができ、各山の枚数がそれぞれ違う上に適当な順序で集めるのでリバースするのは不可能だ。
ついでに1回横から押し込むと完璧だ。
最初から押し込めよ!という声が聞こえてきそうですが、私は押し込むシャッフルだけを使うのはお勧めできません。何故かを答える前にちょっと考えて下さい。
質問「手札にある時間が一番短いカードは何でしょう?」
分かりましたか?1マナスペルと考えた人は惜しい。
答えはこれがないと始まらない「土地」ですね。
それが何の関係があるのかと思っている方が多いでしょうが、これはスリーブの汚れに関係しているのです。
スリーブのすべりが悪くなるのは、人間の手の油が主な原因ですが、これがカットを繰り返す時や押し込みのシャッフルをする時に影響するのです。
古いスリーブを使っている場合や、一つのデッキをずっと使っている場合、押し込みのシャッフルを繰り返せば繰り返すほど「スリーブの汚れが少ない土地が偏ってしまう」のです!
自分では念入りに行ったシャッフルのはずが、事故確率を上げているだけなんてことにもなりかねません。
古いスリーブを使っている皆さんはご注意。何十回かに1回、勝てるはずだったデュエルが事故になっているかも知れません。
結局、結論としては2種類以上のシャッフルを組み合わせるのがベストでしょう。
最後に、ニヤリとするシャッフル法を一つ。
試合の開始時、おもむろに相手のデッキから7枚のカードを1枚ずつ抜き出して伏せたまま場に並べます。
残りのライブラリを入念にシャッフルした後、この7枚を上に積んで相手に返します。
相手がカットしてもカットをしなくても、なんとな〜く精神的優位に立てたりします。(・∀・)ニヤソ
相手が知り合いだった場合は口三味線全開で、カットしなかった場合「小次郎(仮名)敗れたり!」とほざき、カットした場合「軟弱者め!」とかほざきます。
カットされずに負けた場合、「負けてやった」ことにできたりしますが、さすがにカコワルイので黙っておきましょう。
<今日の標語>
『人は信ぜよ。ただしカードはカットせよ』
P.S. 明日は仕事で出張なので日記は休みます。
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