まったりと調整中のデッキ、黒緑ブレイズを繰り返し回してみる。
このデッキは序盤の動きがほぼ固定されているので、一人でもプレイテストの効果は結構ある。
仮想敵のデッキの序盤の行動を色々とイメージしつつ回してみた結果、『打撃力不足』がこのデッキの最大の弱点と思われる。
普通にブレイズが場に出れば問題ないのだが、生ける願い込みで実質7枚のブレイズを初手に引ける確率は、約60%でしかない。(3ターン後には約70%)
この場合、1回マリガンをしても初手に来ない確率は約20%もある。
これは安定性からすると微妙なラインだ。
これがキーカード10枚だと、初手にある確率は約70%になる。(3ターン後には約80%)
また、1回マリガンをしてもキーカードを初手に引けない確率は10%以下にできる。
以上の考察により、4マナ域のパワークリーチャーを3体まで採用することにした。
候補に上がったのは「貪欲なベイロス」「幻影のケンタウロス」だが、1体で3回ブロックorアタックできるケンタウロスに分があるように思える。

さて、そこで抜けるカードだが、「ラノワールのエルフ」が要らなさそうだ。
マナ供給源は十分あるし、デッキコンセプトとしては3ターン目にブレイズorケンタウロスを場に出せればいいので、別に「熊人間」でも不都合がないのだ。
すると基本性能の差でこちらに軍配が上がった次第である。
デッキのマナ域が上昇したので、「リスの巣」を1枚抜いて「真鍮の都」にして土地引きの安定度を上げる。
「リスの巣」そのものはブレイズとの相性が良いので、ココ一番の補助に1枚残すことにした。
そして「陰謀団的療法」はやっぱり4枚に戻して、若干重くなったデッキのコントロール力を担保してみた。
現在のメインボードは以下のとおり。

「黒緑ブレイズ」
10 森
10 沼
3 真鍮の都

4 極楽鳥
4 熊人間
3 クローサの大牙獣
3 幻影のケンタウロス
4 生ける願い
1 リスの巣
4 強迫
4 陰謀団的療法
4 燻し
3 陰謀団の先手、ブレイズ
3 定員過剰の墓地

じわりとデッキ力上昇。

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